日本酒万歳!

2025.7.29

リスクヘッジが支配する世の中

よく、少数派の意見も大事と言われるが、

それについては大いに同意する。

 

何故なら、少数派の方が正しい場合もあるからだ。

多数派は、例えば

“社会的地位の高い人”や“流行”などの影響。

更に言うとその時点での多数派に流されている人が多く、

それに対しての疑念を抱かない。

 

なので、少数派の意見を拾い上げることは大事。

だが、最近の様々な動向を観ていると過敏になりすぎのように思う。

 

最たるものはクレーマー対策。

クレームを付けられない前提で物事を組み立てる。

これによって、アクティブな発言や行動は制限される。

 

これが全ての要因ではないが、

現代における閉塞感や活気のなさのひとつの要因だろう。

 

クレーマーは所詮クレーマー。

真っ当な意見には耳を傾けるべきだが、

暇つぶしや白を黒というだけの反対意見は聴かなくてよい。

単なる難癖に慈悲は必要ない。

 

他にも、リスクヘッジを中心に動いている世界は多い。

とにかく、ゼロリスク信仰が蔓延っている。

ゼロリスクなんてあるはずないのに。

 

後世の歴史家が黒歴史と位置付けることになる

コロナ禍から良くも悪くも社会のベクトルが変わった。

兎にも角にも転ばぬ先の杖。石橋を叩いて渡る。

否、私から見たら“石橋を叩いて壊す”だが。

 

リスクはあって当然。

そのリスクを前進しながら回避するのが大事。

リスクヘッジが行動(世の中)の中心になってはならない。

少なくとも私は、そんな生き方は御免被る。

 

愛LOVE日本酒

大宮賢悟

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