日本酒万歳!

2021.11.29

日本酒とワイン -前編-

日本酒はよくワインと比較されます。

※同じ醸造酒だからでしょうね

その時に話題に上るのが小売単価。

ワインと比較して日本酒は安いという嘆き節。

※酒蔵の発言です

 

確かに同程度のサイズで比較したら、

※日本酒720mlとワイン750ml

日本酒とワインでは値段に対する反応が違いますね。

日本酒は1,500円前後が一般的には妥当なラインで、

ワインは安いものもありますが高くても当たり前的な?

値段に対する意識差がハッキリと見て取れます。

 

更に言うと、

日本酒は一升瓶で3,300円を超えると反応が鈍ります。

量的に考えたらかなり安いと個人的には思うのですが、

何故か高いイメージを持たれる人が多いです。

 

私が考えうる理由としては、

日本酒って元々安酒のイメージが強いんですよね。

今でこそ地酒というジャンルがある程度認識されていますが、

それでもスーパーなどに並ぶ紙パックの日本酒。

これですこれ。これが問題なのです。

※これが全てではありません

 

1.8l(一升瓶と同サイズ)で800円台とか。

それが地酒と同じ日本酒という認識の人がまだまだ多い。

そりゃそれらと比較すると地酒は高いって話になります。

特にアルコールであればOKな人は。

 

例えば、ビールの話になりますが、

大手メーカーのビールが一般的な認識だと、

地ビールは「え、こんな高いの?」となるのと同じです。

まあ、日本酒と違ってビールは大手のものでも十分旨いのが

日本酒とは決定的に違いますけど。

 

では、日本酒ファンは高い酒を飲むのか?

と言うと、割りとそうでもないのが現状で、

地酒の中でもコスパがいいものを求める傾向にあります。

※当たり前と言えば当たり前の話です

 

さて、ここで日本酒とワインの何が違うのか?

その話に戻るわけですが、それは後編にて。

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